名門大学の大半の学生は通塾経験あり

塾の主な目的が、塾生を希望の学校へ進学できるように指導することと言えますが、その結果となりその塾の評価に使われるのが、○○大学に何名合格、××大学に何名、という数字です。逆に、名門大学の学生に通塾経験を聞くと、ほとんどの学生が経験あり、という答えが返ってくるそうです。それはとりもなおさず高学力者のほとんどが、塾通いを経験しているという現実が存在するという事です。また、塾通いを決めた時期を尋ねた結果が公表されているところでは、最難関国立大生が中学受験時が約3分の1、高校受験時は3分の1を若干下回り、大学受験時も同様で3分の1を若干下回る、また主要難関大生も同じような結果であると、言われています。ここで驚くのが、最難関国立大学生の3分の1は、中学受験経験者という事です。言い換えると、中学受験時、既に塾の必要性を感じたという事になります。現状では、中学受験時から塾通いをしていないと難関国立大学には合格できないという現実が厳然と存在している、という事に他なりません。